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国際親善試合〜インターナショナルボウル2025〜

フラッグフットボール日本選抜は、2025年6月18日から24日の期間で米ロサンゼルスで開催されたインターナショナルボウルに出場した。男子は4カ国(日本・米国・豪州・カナダ)と対戦し1勝3敗、女子は5カ国(日本・米国・豪州・カナダ・ドイツ)と対戦し同じく1勝3敗となった。

本大会に関する日本アメリカンフットボール記事
https://americanfootball.jp/flag_japan_team/news/207/

◼︎男子フラッグフットボール日本選抜 植松遼平(千里山ブラックジャガーズ)のコメント

ーー大会を振り返っての感想
アメリカ・カナダとは2020年のインターナショナルボウル以来の対戦となりました。その頃と比較しても各国が強化に取り組みレベルは格段に上がっていますが、日本も全く引けを取らない試合が展開できたと実感しています。ただ結果としては両国に敗れてしまったので、この差を埋め、2028年オリンピックで金メダルを獲れるよう、引き続き精進して参ります。

ーー次回大会に向けての意気込み
次回は10月のアジアオセアニア大会ですが、今回対戦したオーストラリアを始め、タイ・ニュージーランドなどが主なライバルとなります。世界選手権に比べるとアジアオセアニア選手権のレベルはまだ高くはありませんが、26年世界選手権の切符が掛かっていることもあり、厳しい戦いになることが予想されます。11月から始まった今シーズンのジャパンの集大成として、よりチーム力をあげて臨み、金メダルを獲って終えたいと思います。

ーーフラッグフットボールで日本代表を目指す小学生・中学生へのメッセージ
15アンダー、17アンダー、そしてA代表と、世代別代表での国際大会が活発になってきています。また本遠征と同時期に、アフリカ大陸選手権も初開催されています。世界中にいるフットボーラーと切磋琢磨し、ファミリーになれることはこの種目の最も大きな魅力の一つです。
2028年の五輪、そしてその先の日本代表を目指し、共にこのフラッグフットボール界を盛り上げていきましょう。

(写真提供:JAFA/HUDDLE)


◼︎女子フラッグフットボール日本選抜 佐藤由樹(関西アイリス)のコメント

ーー大会を終えての感想
今回海外選手との合同練習や試合を通じて、体格の大きい選手に対して思うようにいかず悔しかった気持ちもありますが、自分の課題や今後練習していきたいことがより具体的になりました。

ーー次回大会に向けての意気込み
8月のワールドゲームズに向けて、ファンダメンタルからしっかり積み上げて個人としてもチームとしてもレベルをもう1、2段あげていきたいです。

ーーフラッグフットボールで日本代表を目指す小学生・中学生へのメッセージ
海外選手と戦える機会が増えてきている気がするので、どんどんチャレンジしていきましょう!

(写真提供:JAFA/HUDDLE)


◼︎女子フラッグフットボール日本選抜 三宅萌(関西アイリス)のコメント

ーー大会を終えての感想
シンプルに悔しいです。自分の力が通用した部分もあったし、足りないところも感じました。ただ負けの数や点差ほど実力差があるとはみんな感じてないと思うので、次は結果に繋げたいです。

ーー次回大会に向けての意気込み
全プレー全力で頑張ります。

ーーフラッグフットボールで日本代表を目指す小学生・中学生へのメッセージ
まだまだ日本ではマイナー競技な分チャンスは多く、日本代表が身近にある競技です。貪欲にアグレッシブに、そして何よりも楽しんでプレーして欲しいなと思います。

(写真提供:JAFA/HUDDLE)

女子フラッグフットボールジャパン日本選抜 金谷明咲妃(千里山ブラックジャガーズレディース)(写真提供:JAFA/HUDDLE)

ーー大会を終えての感想
 チームとしては1勝3敗、個人としても怪我での離脱と悔しい結果に終わりました。ですが、個人としては想像していたよりも海外選手と対等に戦えた、少しずつ実力が着いてきたとと実感しています。まだまだ補っていかなければならない部分は沢山ありますが、良い感覚を掴めた遠征期間でした。

ーー次回大会に向けての意気込み
 短い期間ではありますが、勝つためには何が必要かを日々考え、今大会で得たことを次回大会フィールドで出せるよう練習に取り組んでいきます。個人としてもチームとしてもオリンピックまでのいい過程となるよう頑張ります。

ーーフラッグフットボールで日本代表を目指す小学生・中学生へのメッセージ
フラッグフットボールは誰もが活躍できるスポーツです。誰もが日本代表にオリンピアンに慣れる可能性があります。そして何より、最高に楽しいスポーツです。いつか代表チームで一緒にプレー出来ることを楽しみにしています!Let’s enjoy Flag Football!

女子フラッグフットボールジャパン日本選抜 中畑友里(京都ジュベナイルズ)(写真提供:JAFA/HUDDLE)

ーー大会を終えての感想
 今大会を通じて、フラッグフットボールの国際的な進化と多様性を改めて実感しました。各国成長のスピードがとても早く感じられました。また、一瞬の油断が失点につながる緊張感の中で、自分たちのプレーをいつも通りする重要さを感じました。特にアメリカはそのような場面でいつも以上のパフォーマンスを出していました。「本番での強さ」をどう発揮するかという課題を突きつけられたように思います。

ーー次回大会に向けての意気込み
 今回の経験を糧に、課題と向き合いさらにレベルアップした姿で次回を迎えたいです。また、チームとしての一体感と柔軟性を高め、世界の舞台でも自信を持って「勝てるチーム」を目指していきます。次の大会ではメダル獲得を目指し、日本のフラッグフットボールの強さを世界に示したいです。

ーーフラッグフットボールで日本代表を目指す小学生・中学生へのメッセージ
 フラッグフットボールは、技術や体力だけでなく、思考力・判断力・協調性といった総合的な力が問われる、奥深いスポーツです。どんな個性も活かすことができ、自分の強みを見つけて伸ばすには最適な競技だと感じています。日々の積み重ねが、夢への最短距離になることを信じて、挑戦を楽しんでください!