悔しさをバネに成長を誓う/ワールドゲームズ2025成都大会

2025年8月14日〜17日、フラッグフットボール女子日本代表は中国四川省成都市で開催されたワールドゲームズ2025に出場しました。ワールドゲームズは、オリンピックに採用されていない競技種目の世界大会で、日本からはフラッグフットボールをはじめ、ソフトボールや空手、ラクロスなど21競技種目146人の選手が参加しました。
フラッグフットボールは2022年に開催されたバーミンガム大会から追加され、日本はその大会で5位の成績を残しています。
今大会はメダルが期待される中で参加でしたが、予選リーグでは強豪メキシコに24対41で敗れ、初戦黒星からのスタートとなりました。
続く予選リーグ第二試合、イギリス戦を24対26と僅差の試合を落とし予選2敗目となりました。何としても一勝を勝ち取りたい日本は、予選リーグ最終戦のイタリアに33対6と勝利し、1勝2敗の予選3位で決勝ラウンドに進みました。
決勝ラウンドでは1回戦カナダに前半20対6と日本優勢で折り返しベスト4が見えた試合展開でしたが、後半にカナダの追い上げの勢いに飲まれ27対32で敗れました。
順位決定戦では中国に22対28で敗戦、イタリアには33対0で勝利し7位で大会を終えました。
以下、JAPAN FLAG FOOTBALL関西所属選手のコメント

写真提供:JAFA/HUDDLE
◎C/DB 佐藤 由樹(関西アイリス)の大会を終えての感想
Q, 大会を振り返って率直な気持ちを教えてください。
A, 7位という結果は悔しいですが、一方でこれまで取り組んできたファンダメンタルは海外選手相手にも通じるという感覚も得ることができました。これが今の実力と受け止めて次のアジア・オセアニア大会に向けて課題の克服に取り組んでいきたいと思います。
Q, 所属チームに今大会の経験をどのように還元していこうと思いますか?
A, 主にディフェンスのファンダメンタルの部分は自チームにも還元していきたいと思います。
Q, 応援してくださった方へのメッセージをお願いします。
A, 応援してくださった皆様に良い結果をご報告できず申し訳ございません。次のアジア・オセアニア大会で結果を出せるように精一杯取り組んでまいりますので、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

写真提供:JAFA/HUDDLE
◎DB/WR 金谷 明咲妃(千里山ブラックジャガーズレディース)の大会を終えての感想
Q, 大会を振り返って率直な気持ちを教えてください。
A, なかなか勝ちきることが出来ず、結果を残せなくて悔しい気持ちでいっぱいです。
ですが、これが今の日本の実力だと実感しました。この結果をしっかり受け止め、次の大会に向けて再スタートしたいと思います。
Q, 所属チームに今大会の経験をどのように還元していこうと思いますか?
A, フラッグフットボールはチームスポーツであることを改めて痛感しました。フィールドに出ている5人だけではなく、サイドラインにいる人も含めてチームの団結力が勝敗を決める。チーム全員が同じ方向を向いて成果をあげられるよう努力することに、結果がついてくる事を伝えたいと思いました。また、技術だけでなく、戦術、戦略においても全員が同じ絵を描けるようにする事がチームをより強くすると改めて実感したので、所属チームJaguarsでも大切にしていきたいです。
Q, 応援してくださった方へのメッセージをお願いします。
A, 沢山のご声援本当にありがとうございました。本大会においては残念な結果となりましたが、この経験を必ず次の大会に活かし結果で恩返し出来るよう努力していきます。今後ともフラッグフットボールチームジャパンの応援、何卒よろしくお願いします!

写真提供:JAFA/HUDDLE
◎WR/DB 三宅 萌(関西アイリス)の大会を終えての感想
Q, 大会を振り返って率直な気持ちを教えてください。
A, 結果として惨敗で悔しいです。自分たちの至らなさを痛感しました。この結果を今のチームとして個人としての実力だと真摯に受け止めていかなければならないと思います。
Q, 所属チームに今大会の経験をどのように還元していこうと思いますか?
A, チーム力の大切さを伝えたいです。一点を取れるかどうか、最後勝ち切れるかどうかがそこにかかっていると思いました。気持ち、戦略などチームとして全員がコミュニケーションを取り続ける必要性を伝え、チーム力向上に還元したいと思います。
Q, 応援してくださった方へのメッセージをお願いします。
A, 応援してくださった皆様、応援ありがとうございました。応援に報いる結果が出せず、申し訳なさと悔しい気持ちでいっぱいです。この負けを糧に次は良い結果を届けられるよう再び頑張ります!

写真提供:JAFA/HUDDLE
◎WR/DB 中畑 友里(京都ジュベナイルズ)の大会を終えての感想
Q, 大会を振り返って率直な気持ちを教えてください。
A, 7位という結果に終わりとても悔しいです。僅差な試合だったとはいえ、その差は大きいと思います。1人のミスの積み重なりで負けに繋がってしまうスポーツだと改めて感じさせられました。
Q, 所属チームに今大会の経験をどのように還元していこうと思いますか?
A, 私たちの試合や、3位決定戦、決勝戦を見ても、チームの雰囲気が試合の結果を左右するように感じました。試合の結果が途中でわかってしまうような試合にしないためには何をしたらいいか、プレー以外の要素も重要だと思いました。
Q, 応援してくださった方へのメッセージをお願いします。
A, 応援ありがとうございました。良い結果を出せず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。次は良い結果を報告できるように頑張りますので引き続き応援よろしくお願いします。

写真提供:JAFA/HUDDLE
◎C/DB 高田 芽以子(千里山ブラックジャガーズレディース)の大会を終えての感想
Q, 大会を振り返って率直な気持ちを教えてください。
A, 今回の大会はチームでも個人的にも悔しいことがたくさんあった大会でした。悔しさは、成長していくには必要不可欠なものだと思うので、今やるべきことを明確にして取り組んでいくしかないと思っています。そう感じれたいい経験だったとも捉えられるので、この悔しさを忘れずに前向きに進んでいこうと思います。
Q, 所属チームに今大会の経験をどのように還元していこうと思いますか?
A, この競技は、一瞬の隙が命取りになると改めて思いました。今男女共に練習している「基礎」が大事になってくると思うので、日本選手権優勝に向けて引き続きみんな取り組んでいきたいです。
Q, 応援してくださった方へのメッセージをお願いします。
A, いつも応援してくださりありがとうございます。会場には、メンバーの保護者の方々、他競技の方やWorld gamesに携わっておられる関係者の方々が足を運んでくださっていました。まだ知名度の低い競技である分、私にはそんな経験がなかったので、すごく嬉しかったです。その中で結果で恩返しすることができなかったことが悔しく思います。今回の大会の悔しさをバネに頑張りますので、引き続き応援よろしくお願い致します。
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