冷たい雨の先に見えた、フラッグの未来/小学生日本フラッグ選手権

2025年12月14日、東京都品川区にある大井ホッケー競技場サブピッチにて「日本フラッグフットボール選手権 小学生大会」が開催された。
全国各地の予選を勝ち抜いたチームが集うこの大会は、小学生世代における国内最高峰の舞台だ。
関西地区からは、草津リトルパンサーズとエレコム神戸ジュニアファイニーズ、低学年カテゴリでは草津リトルパンサーズ、三田桜ジェッツの4チームが出場。それぞれのカテゴリでも初戦を順当に勝ち上がり、全国の強豪を相手に堂々とした戦いを見せた。
しかし準決勝では、草津リトルパンサーズが南関東地区1位の東京ヴェルディジュニアに、エレコム神戸ジュニアファイニーズが同2位のオービックジュニアにそれぞれ敗戦。
目標としていた「日本一」には一歩届かなかった。
その後の決勝戦では、草津リトルパンサーズを下して勝ち上がった東京ヴェルディジュニアが、オービックジュニアとの接戦を32対27で制し、見事全国制覇を果たした。
小学生低学年カテゴリーでは、草津リトルパンサーズが躍動。
初戦を44対0で沖縄フットボールアカデミーに快勝すると、準決勝では相模原ライズジュニアと19対18の息詰まる接戦を制し、決勝へと駒を進めた。
迎えた決勝戦では、全国屈指の実力を誇るユナイテッドセントラルエースに挑んだものの、18対39で敗戦。惜しくも準優勝となったが、最後まで諦めずに戦い抜く姿は観る者の心を強く打った。
また、三田桜ジェッツは1回戦で道北スポーツラボルイカーズに42対31で勝利。しかし2回戦ではユナイテッドセントラルエースに阻まれ、悔しい敗戦を喫した。
結果以上に心に残ったもの
大会当日は冷たい雨が降り続き、決して恵まれたコンディションとは言えなかった。
それでもピッチに立った小学生たちは、雨にうたれながらも懸命にフラッグを追い、仲間を信じ、ボールをつなぎ続けた。
勝敗だけを見れば、それぞれに悔しさは残るだろう。
しかし、そのひたむきな姿勢と挑戦の積み重ねこそが、フラッグフットボールという競技、そして子どもたち自身の未来を照らす確かな光となっていた。
この日の経験は、きっと彼らの中に残り、次の挑戦へとつながっていくはずだ。
(掲載写真:JAFA HPより)
(以下、関西出場チームの試合結果)
〈小学生〉
1回戦
エレコム神戸ジュニアファイニーズ 45 対 27 岐阜リトルファントムズ
草津リトルパンサーズ 41 対 0 マッスル糸島
準決勝
エレコム神戸ジュニアファイニーズ 18 対 34 オービックジュニア
草津リトルパンサーズ 12 対 46 東京ヴェルディジュニア
〈低学年〉
1回戦:三田桜ジェッツ 42 対 31 道北スポーツラボルイカーズ
2回戦:三田桜ジェッツ 0 対 63 ユナイテッドセントラルエース
2回戦:草津リトルパンサーズ 44 対 0 沖縄フットボールアカデミー
準決勝:草津リトルパンサーズ 19 対 18 相模原ライズジュニア
決勝戦:草津リトルパンサーズ 18 対 39 ユナイテッドセントラルエース